根管治療で抜歯にならないために

投稿日:2024年2月22日

カテゴリ:根管治療

根管治療で抜歯になるケースは何種類かのパターンがあります。

①歯の根にヒビが入ってしまっている

②虫歯が大きすぎる

③歯の内部に大きな穴が空いている

④根管治療を行っても改善しない

⑤歯周病などの他の病因がある

⑥その他

これは抜歯の基準の一つの例です。

それぞれの先生がそれぞれの基準を持っています。

当院ではこのような基準を用いて診断を行い患者さんに説明しています。

根管治療で抜歯

当院は歯を残す治療に特化しているので、他院で抜歯を宣告され残せるかどうかの診断をして欲しいと、来院される患者さんがたくさんいらっしゃいます。

当院で治療して治ることを多いですが、どうしても抜歯になってしまう場合もあります。

抜歯になってしまう割合が高いのが、歯の根にヒビが入っている場合です。

この場合は、どうしても歯を残すことができないことが多いです。

先日も被せ物が取れたので、治して欲しいと来院された患者さんがいらっしゃいました。
歯の内部をよく観察すると、歯にヒビが入っていました。

別の角度で確認しています。

大きく二箇所ヒビが入っていました。

このような場合は残すのは難しいです。

何度の治療しても歯のヒビから細菌が侵入してしまうからです。

ヒビに関しては、ヒビが入らないようにすることがとてもで大事です。

ヒビの予防

ヒビが入らないようにするには、精度の高い土台と精度の高い被せ物を入れてもらうことです。

そして、もっと大事なのが根管治療にならないことです。

根管治療をこなった時点で、ヒビが入るリスクはとても上がります。

神経を安易にとる治療ではなく、神経を保存した方がいいです。

そして、虫歯治療を高い精度でやることです。

さらにいうと、しっかり歯磨きをして虫歯にならないことです。

だから定期的にクリーニングに行って歯ブラシ指導を受けることが大事なのです。

すでに虫歯や根管治療が必要になった方で、精度の高い治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。