怪しいと思っていた銀歯、、、開けてみたら

投稿日:2024年2月14日

カテゴリ:虫歯治療

ある患者さんが、痛みはないけど銀歯が気になるからチェックしてほしいと来院されました。

痛みや腫れなどの症状がなかったので放置していたけど、鏡で奥歯をチェックすると銀歯の下で虫歯になっているようにも見えたようです。たまに食片も詰まるし、そのままで大丈夫なのか不安になり当院に来たようです。

当院では、虫歯のチェックではマイクロスコープを使用しています。

肉眼の何倍も拡大してみることができます。

そして強いライトで口腔内を照らし見やすくします。

実際のお口の中の写真です。

銀の詰め物が入っていますが、詰め物と歯に隙間があったり、ヒビが入っています。

間違いなく虫歯になっているので、患者さん説明し、虫歯治療へ移りました。

銀の詰め物を外したところです。

明らかに虫歯になっているのがわかると思います。

内部が黒くなっています。

患者さんはこの画像を見て驚いていました。「痛みや症状がないのにこんなに虫歯が進行しているなんて」

精度の悪い銀歯などの隙間から細菌が侵入し、虫歯になることはとても多いです。

治療した歯が再治療になった経験のある方は多いはずです。

治療した歯の精度が悪いかもしれないのでマイクロスコープでチェックしてもらいましょう。

虫歯を綺麗に取り除いているところです。

虫歯を取り残していないか何度もチェックします。

取り残しも再治療になる原因です。確認しすぎることはありません。

しっかり虫歯を除去した後は象牙質が露出しており、形も小さくなってしまっているので、レジンで補強します。

ここからさらに形を整えて被せ物や詰め物などを装着できるようにしていきます。

今回は虫歯は大きかったですが、虫歯をしっかり取り除き、神経を残すこともでき、患者さんは安心していました。

定期的にしっかりクリーニングに行くこと、虫歯や歯周病を細かく見てももらうことがとても大事です。

調布市で虫歯治療でお悩みで調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。