奥歯の根管治療(樋状根)

投稿日:2023年7月20日

カテゴリ:根管治療

奥歯が腫れてい痛みが出た患者さんが当院に来院されました。

診査をしてレントゲンを撮影し、根尖性歯周炎と診断しました。

根尖性歯周炎は根の先に炎症がある病気で、原因は根の内部に細菌が繁殖して根の先に炎症が生じる病気です。

治療法は根の内部の汚れ、細菌を除去することになります。

単純なことですが、小さい歯の内部ですからかなり難しいです。そして、実際に全国の成功率を見ても3〜5割とかなり低いです。

当院のような根管治療に特化した歯科医院は8〜9割以上の成功率がありますが、一般の歯科医院では、根管治療で高い成功率を上げるのは難しいです。

実際に当院に来院される患者さんは他の医院で治らなくて困って、根管治療の上手な歯科医院を探してくる方が多いです。

今回来院された患者さんも数年前に治療した歯が再度痛みがでて、抜歯した方がいいかもしれないと言われて来院されました。

歯の内部をマイクロスコープで見てみると内部がドロドロでかなり汚れているのがわかります。

この汚れを取り除かない限りいくら治療しても治りません。

殺菌効果のあるお薬や超音波の器具を使用して内部を綺麗にしていきました。

だいぶ綺麗になったのがわかると思います。

これでもまだ根の先の方は汚れている可能性があるので、さらに拡大して精密に汚れを除去していき、最終的には充填材で封鎖していきます。

根管治療は一時的に痛みや腫れを引かせることは難しくないですが、それが治っているかどうかは別問題です。

しっかりと治し、歯として機能させるまでに回復するには、かなり難しいです。

根管治療でお悩みで調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。