根管治療でガッタパーチャの下に汚れが見つかりました
投稿日:2023年6月27日
カテゴリ:根管治療
ある患者さんが歯の違和感やたまに痛みがあるということで当院に来院されました。
数年前に他院で根の治療をしたところの付近が気になり、前の医院では様子を見ましょうと経過を見ていたようですが、不安になって当院に来院されました。
歯や歯茎の検査、小さいレントゲンを撮りました。
小さいレントゲンではそこまではっきりと根の状態が写りませんでした。
CTをとって細かく診査してみると根の先に透過像が認められました。
根管治療が必要だったので患者さんに説明し、治療を開始していきました。
ラバーダム防湿を行い、根の内部を見ていきました。
前の歯科医院で治療した時に根の内部入れたであろう根管充填材が確認できました。
この根管充填材はガッタパーチャというゴム製の物質になります。
このガッタパーチャが汚染されている可能性があるので全て除去していきます。
超音波チップなどを併用して取り除いていきます。
ある程度取り除いたら、内部がドロドロになっていました。
細菌は目で見ることはできませんが、このようにドロドロしている場合は感染しているのは間違い無いです。
少しづつ取り除いていきます。
超音波や洗浄液を使用しながら綺麗にしていきます。
根の治療はこのように丁寧にラバーダムをして、マイクロスコープで拡大して内部を綺麗にしていかないと治りません。
精度の高い根管治療を希望の方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
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