根管治療では虫歯の除去がとても大事です。
投稿日:2023年5月29日
カテゴリ:根管治療
虫歯が大きくて神経が傷ついてしまったり、壊死してしまった場合に根管治療が必要になります。
根管治療は歯の内部の細菌をできるだけ除去し綺麗な状態にして封鎖していくことで治癒を図ります。
この根管治療を始める上でとても大事なのは、歯の上部の虫歯を徹底的に除去することです。
内部の汚ればっかりに目がいって上部の虫歯の取り残しがあることがあります。
いくら内部ばかり触っても上部の虫歯をしっかり取り除かなければ治らないですし、仮に治っても、再度治療が必要になる可能性があるので、一番最初に徹底的に除去することがとても大事です。
この患者さんは根の先に膿があったので根管治療が必要になった患者さんです。
銀歯も穴が空いて隙間があります。大体隙間があった場合は、そこに細菌が入り虫歯になっています。
外してみると虫歯になっていました。
中が黒くなっています。これはまだ土台が入っていますので外していきます。
根の内部が見えてきました。
ここで真ん中の根の内部を触らずにまずは外側の虫歯をしっかり除去することが大事です。
しっかり虫歯を除去できました。
ここから補強してラバーダムをかけて根の治療を行っていきます。
このように丁寧に治療をすることで根管治療の成功率を上げることができます。
そしてマイクロスコープで記録を取ることで患者さんも見ることができて、自分の歯の状況がわかります。このように見ると自分がこんなに虫歯になっていることを知れて治療の必要性や歯ブラシの仕方の改善などができます。
根管治療の精度も大切ですが、そうならないように指導することも私たちは大事だと思っています。
根管治療でお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
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