歯を長持ちさせる根管充填
投稿日:2023年3月24日
カテゴリ:根管治療
虫歯が大きくなってしまった歯や、根の先に膿が溜まってしまった場合に根尖性歯周炎という病気になります。
細菌が繁殖し感染している病気で治療法はまずは根の治療(根管治療)というものになります。
根管治療は虫歯を除去し、洗浄液で洗い(根管洗浄)、可能な限り細菌を減らし、根の内部が綺麗になったら封鎖(根管充填)して土台を立てていく(支台築造)治療です。
歯を長持ちさせるには、感染がしっかり除去できていること、歯が残っている量が多いこと、根管充填の精度、そして、土台が高い精度で接着したり、適合性がいいことです。
細菌が繁殖して感染してしまうので、細菌の取り残し、細菌の侵入する隙間があると再感染してしまいます。あとは元々の歯の量が少なかったり、土台の精度が悪いと歯自体が割れてしまって長期的に安定は望めません。
一つ一つの工程でどれだけ高い精度で出来るかがその歯の長持ちにつながっていきます。
根管治療中の前歯です。
まだ根の先に古い材料が詰まっているので除去していきます。
周りが青くなっているのはラバーダムシートを使用しているからです。根の治療の成功率を上げるにはこれが必須です。
根の先がだいぶ綺麗になりました。
洗浄液を使用して綺麗にしていきます。
根の先に最終的なお薬を詰めました。緊密に詰まっているのがわかります。
このようにマイクロスコープで何倍にも拡大して精密に治療をすることでその歯を長持ちして使えるようにします。
根管治療でお困りの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
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