根の内部が腐ってしまった。内部を洗浄。
投稿日:2023年3月7日
カテゴリ:根管治療
虫歯を放置すると内部に進行していきます。
歯の内部には根の管があり、そこには歯髄(神経)が存在します。
歯髄まで虫歯が進むと、歯髄は感染し壊死していきます。
感染した時に痛みを伴うこともありますが、実は全く痛くない時もあります。
虫歯は痛くなくても存在しますし、進行していきますので気をつけましょう。
ある患者さんが奥歯の違和感で来院されました。
診査を行い、レントゲンを撮ると虫歯が存在し、根の先に膿がありました。
歯にラバーダムマスク(青いシート)を行いマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用し丁寧に虫歯を除去していくと、歯髄の場所まで辿り着きました。
しかし、本来は歯髄がある場所なのに何もなく、歯髄が問題なければ出血することが多いでのすが、全く反応がありません。
もちろん、想定済みで治療を行なっていたので、汚れている部分を綺麗にするために削っていきました。
内部が見えてきました。
ドロドロっとしたものがこびりついてます。
腐敗した歯髄です。
腐敗しているのでこれを再生することは難しく、除去しないと感染が他の部分にまで拡散してきます。
しっかり綺麗にしていきます。
だいぶ綺麗になったのがわかると思います。
さらに根の深いところを綺麗にして封鎖していきます。これが根管治療です。
根の治療でお困りで調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
■ 他の記事を読む■