前歯の根管治療。ラバーダムを行なって洗浄していきます。
投稿日:2023年3月2日
カテゴリ:根管治療
歯の内部には神経の管があります。虫歯が大きい場合、神経の管まで細菌が侵入し、神経を壊死させてしまいます。そして、細菌は根の先の方まで感染を広げていきます。
このような場合、根管治療が必要で、根の中の細菌を可能な限り除去していかないといけません。物理的に除去(虫歯を削り取る)して、洗浄液などを使用して細菌を倒していきます。
細菌を全て消すことはできませんが、ある程度少なくなると自身の免疫が優位になり、自然と炎症を抑える事ができます。もちろん、感染範囲があまりに大きかったりすると炎症が消えないこともあります。その場合はまた別の治療が必要になります。
このような前歯の虫歯があった場合、まずは虫歯を削り取ります。
だいぶ綺麗になりました。このままでは唾液によって汚染されてしまうので、壁を作ってからラバーダムマスクをしていきます。
これがラバーダムマスクをしたところです。
周りから感染しないように清潔な状態を維持することができます。
そして、強い洗浄液の使用が可能になります。
内部を見やすくしました。根の中がドロドロ汚れています。
洗浄しながら綺麗にしていきます。
綺麗になってきました。
もう少し根の先の方まで綺麗にしてから最終的なお薬を詰めていくのが根管治療の流れなります。
ラバーダムをした根管治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
■ 他の記事を読む■