前歯の詰め物を綺麗にするケース
投稿日:2023年2月22日
カテゴリ:虫歯治療
古い詰め物で前歯に段差があったり、茶色くなっている部分が気になることはよくあると思います。
ただ着色がついているだけで研磨すれば綺麗になることもありますが、段差があり、汚れが溜まりやすい状況では、虫歯になりやすくやり直す必要がある場合もあります。
やり直す方法としては、詰め物をやりかえる、薄いセラミックを貼り付ける、セラミックで被せ物をするなどがあります。
虫歯や詰め物や、色などによって方法が変わってきます。それぞれにメリットデメリットがあり、一つの方法が一番良いなどはありません。
この写真は上の前歯をマイクロスコープで記録したものです。
前歯の段差でフロスが切れるのと、見た目が気になるということで治療を希望されました。
段差があるので少し触ってみると汚れがついてきました。
このような汚れは、歯ブラシをしても取れないため、長い間停滞し、細菌が繁殖して虫歯になっていきます。
歯ブラシや歯間ブラシ、フロスの仕方も問題ですが、段差を治さない限り磨きにくい部位が治りません。
古い詰め物を取り除いたところです。ラバーダムシートをして唾液や舌、頬を排除して湿度をコントロールします。
詰めて研磨まで終わったところです。
段差なく詰めてあるのがわかると思います。
色も前の状態と比べて明らかに違和感がありません。
詰め物の治療はどの医院でも行われている治療ですが、難しい治療のなので術者の技術や知識にとても依存します。
当院では、見た目はもちろんですが、なるべく段差がなく、再治療にならない虫歯治療をコンセプトに診療を行っています。
前歯の虫歯治療、マイクロスコープでの虫歯治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
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