ここをしっかり磨けば虫歯になりにくい。
投稿日:2022年11月8日
カテゴリ:虫歯治療
歯磨きの仕方はこれという決まりはありません。
歯科医院によっても違うし、歯科医師、衛生士でも考え方は違います。
ただ目的は同じです。「汚れを取る」です。
他にもマッサージやストレッチ、唾液を促すなどありますが、第一の目的は汚れをとって清潔に保つために行っています。
歯磨きは、家の掃除やお風呂場の掃除と一緒です。
掃除する道具はある程度なんでもいいです。ほうきや掃除機、お掃除ロボットなどなど。
ただ、家の掃除やお風呂場の掃除でしっかりやらないといけないところは、掃除しやすいところではなく、掃除しにくい箇所ですよね。
廊下の隅や扉の後ろや細い隙間などに埃が溜まり、浴槽の際やお風呂のタイルの隙間や鏡の端などがカビたりします。この掃除しにくいところをどれだけ、定期的に行えるかで、清潔感が変わってきます。
歯磨きもお口のお掃除なので、磨きやすい箇所はみんな虫歯になりません。
虫歯になりやすい箇所はだいたい決まっています。
磨きにくい箇所です。
そこをしっかり磨くやり方を覚えてしまえば、だいぶ虫歯のリスクは減ります。
虫歯になりやすい箇所は、奥歯の溝、歯と歯の間、歯と歯茎の境目です。
その中でも歯と歯の間はとても虫歯が多いです。
この画像で、歯と歯の間が黒く透けているのがわかります。
虫歯です。
歯を削っていくと中で大きく虫歯が進行しているのがわかります。
まずは上部を削って虫歯を明示しているところです。
染め出し液を使用して色をつけました。虫歯が染まってきます。
健康な部分は削らないように虫歯だけを選択的に削っていきます。
綺麗に虫歯を除去したら、コンポジットレジンで詰めていきます。
このような症例からいつも私が感じるのは、歯と歯の間の磨きができていれば、こんなに虫歯にならなかったのに、とういことです。
歯と歯の間は専用の掃除道具を使用しなければ、まず汚れは取れません。
フロスか歯間ブラシは必須だと思います。
過度にやりすぎて歯茎を傷つけることもあるので、適切な道具を歯科衛生さんに教えてもらうとなお良いでしょう。
虫歯治療でお困りの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
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