歯のヒビの下から見つかった黒い虫歯の治療

投稿日:2022年4月28日

カテゴリ:虫歯治療

虫歯は自分で口の中を鏡で見て見つけることはなかなかできません。

肉眼で見て見つけられるくらい大きい虫歯の場合は早急に歯医者に行ったほうがいいです。場合によっては抜歯になってしまいます。

虫歯が見つけられない理由は、様々あります。

そもそも治療しないといけない虫歯は、穴が空いているかどうかが大きなポイントになります。

穴が空いていると、そこに汚れが溜まって細菌が繁殖して虫歯がどんどん進行していきます。だから治療が必要です。

では、歯が黒い時は虫歯でしょうか?

それは、虫歯の時もありますが、そうでない時もあります。

穴が空いて黒いところが見えていたり、内部で虫歯が進行して歯が黒く透けたりする場合は虫歯です。しかし、ただの色素沈着、着色ということもあります。そして、虫歯は白かったり茶色のこともあります。なので色だけでは絶対に虫歯ということはありません。

我々歯科医師、歯科衛生士は、歯の色を見ながら道具を用いて虫歯の穴を探します。

ここで難しいのは小さい虫歯の穴はなかなか見つからない、そして、歯と歯の間にできた虫歯は穴を触ることが困難ということです。

このように見つけるのが困難なので、歯と歯の間の虫歯は発見が遅れて大きく穴が空いた時に気づいたり、痛みが出た時や詰め物が取れた時に気づいて、神経を取ることなることがあります。

やはり、なるべく小さい状態で虫歯を見つけ、なるべく神経を取らないように歯を温存したいです。マイクロスコープなどの拡大する機器がないと発見率は下がります。

実際のある患者さんのお口の中です。

下側に写っている歯の間が少し黒くなっています。

違う角度から撮りました。

とてもわかりにくいですが、検査をした結果虫歯だとわかりました。

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さらに削ると黒い部分がはっきりと見えていきました。

歯と歯の間で虫歯になって、穴が空いていたのがわかります。

歯と歯の間の虫歯は穴が空いていても、小さい時は見た目でわかりづらく、触るのも難しいです。

マイクロスコープで拡大して診査したことで虫歯を見つけることができました。

当然気づかないで放置していれば神経まで虫歯が達するでしょう。

早期発見早期治療がとても重要です。

虫歯治療や根の治療で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。