アマルガムを除去して白く詰める治療
投稿日:2022年2月3日
カテゴリ:虫歯治療
アマルガム
アマルガムという金属をご存知ですか?
歯科治療で詰め物の材料として以前使用されていたもので、水銀と何種類かの金属との合金です。
水銀と聞くと、水俣病などのイメージをされると思いますが、水俣病はメチル水銀なので違います。
しかし、様々な理由から現在は使用されておらず、他の詰め物に変わっています。
詰め物
当院では、アマルガムは除去したら、白い樹脂(コンポジットレジン)で詰めることが多いです。
アマルガムは、古い材料なので、段差から虫歯になっていたり、歯にヒビが入っていることが多いです。
銀色の部分がアマルガムです。
適合も良くないですし、色もくすんでいます。
今回はこれを除去して詰めていきました。
除去して綺麗にしている途中です。
ヒビが入っていたり、虫歯になっています。
虫歯は小さかったです。神経をとる必要もありませんし、沢山歯を削る必要もありませんでした。
コンポジットレジンで詰めた後です。
段差もなく、綺麗に詰めてあるのがわかります。
コンポジットレジンでの治療は、難しい治療にはなりますが、ラバーダムやマイクロスコープなどを使用して精度を上げることで、歯に強固に接着して、段差なく詰めることができます。
金属よりは硬さは劣るので、欠けてしまうこともまれにありますが、修正が簡単なので大きな問題には発展しません。小さい虫歯であればコンポジットレジンが第一選択であると思います。
銀歯を白くしたい、虫歯を白く詰めたい方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科院にご連絡ください。
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