見つけにくい歯の横からの虫歯

投稿日:2022年1月31日

カテゴリ:虫歯治療

虫歯

虫歯は磨き残しなどの汚れによって繁殖した細菌が歯を溶かす病気です。

放置すると穴は深くなるので、痛みが出たり、ものが詰まって気づくことがあります。

しかし、虫歯は痛みがでないことも多いので、気づかずに進行してしまうことが多いです。

特に歯の間の虫歯は見た目では気付きにくく、歯医者さんも見落とすことがあるくらいです。

この写真は上の歯を撮影したものです。

噛む面に不適合な詰め物が入っていますが、ぱっと見では虫歯があるのかどうかわからないです。

削っていくと虫歯になっていました。色が濃くなっているところが虫歯です。しかもそこそこ虫歯が進行していました。神経は大丈夫そうでした。さらに削って、虫歯を取り切ったところです。

ラバーダム防湿を行い、唾液や舌、頬などに触れないようにしてから、詰める作業に入ります。

ラバーダム防湿はは少し大変で時間も取られてしまいますが、しっかりと行うと精度の高い治療を的確に

安全に行うことができるので、当院では根管治療や虫歯の精密な治療を希望の方には必ず使用することを説明しています。

虫歯を詰め直した後です。

段差がなく移行的な歯になっているのがわかります。

当院では詰め物、被せ物は再度汚れがたまらないように、細菌が侵入しないように可能な限り適合性をあげて、その歯を少しでも長持ちさせることが大事であると考えています。

瞬間の痛みだけを取ることももちろん大事ですが、その後何十年と使用することも考えて、少しでも長持ちできるように、歯を過剰に削らずに、そして精密に治療することが重要です。

 

歯と歯の間の隠れた虫歯は本当に多いです。歯間部ブラシやフロスをしっかり行い、定期的に歯医者さんで確認してもらってください。

虫歯治療や不適合の詰め物のやりかえを希望をして調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科院にご連絡ください。