根管治療をした歯の虫歯

投稿日:2022年1月4日

カテゴリ:根管治療

マイクロスコープで歯を拡大してみると・・・

患者さんは50歳代の女性です。全体的に治療をしている患者さんで、今回は、右下の一番奥の歯の治療をすることになりました。この歯を、マイクロスコープで拡大して良く観察してみると・・・

内部が茶色くなっていました。

この部分を、先の尖った器具で触ってみると、

ボソボソに柔らかくなっていました。虫歯になると、歯は、このように朽木のように柔らかくなってしまいます。

この部分にできた虫歯を、マイクロスコープを用いて、

取り除き、

キレイにしました。先ほどの先の尖った器具で、触ると、硬い部分が出ています。これが、虫歯の取れたかどうかの基準になります。

虫歯は細菌感染の塊です。虫歯の部分を取り除く精度は、異常に重要であり、根管治療が成功するかどうかに大きく影響します。根管治療をして被せた歯も虫歯になるのです。

このような精度の高い治療を希望される方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院