歯の内部の湿ったホコリのような汚れ

根管治療は歯の内部の歯ブラシ

「根の先に膿ができていますね・・・。根の治療をしましょう。」

このような類のフレーズを言われたことのある方は多いのではないでしょうか？このフレーズを専門的に言うと、

「根尖性歯周炎になっています。根管治療しましょう。」になります。

この根尖性歯周炎をわかりやすく「根の先の膿」、根管治療を「根の治療」と言っているのです。

そして、この根尖性歯周炎の原因が歯の内部に入り込んだ細菌であり、この細菌を取り除くために行うのが、根管治療です。

つまり、根管治療は、歯の内部の歯ブラシ、と同じだと思ってください。

歯の内部はこんなにも汚れます

では、実際に歯の内部の細菌感染はどのようになっているのでしょうか？

実際にマイクロスコープで撮影した写真を提示します。

下顎の奥歯の土台を外しました。

この部分を先細りの器具で触ってみると、

内部からは、湿ったホコリのようなものがワンサカ出てきました。

このような細菌感染に体が反応し、根の先で炎症を起こします。

根管治療は難しい治療

この根管治療は、どの歯科医院でも行われている治療ですが、実は、どの歯科医院でもできるような治療ではありません。それほど難しい治療です。その証拠に、日本の根管治療の成功率は30~50%と言われているのです。

当院では、この根管治療に特化して治療を行なっています。マイクロスコープとラバーダムを用いた精度の高い根管治療を希望される方は、ご連絡ください。

柳沢歯科医院