神経が死ぬと内部は空洞になります
投稿日:2021年10月31日
カテゴリ:根管治療
神経が死んでいます・・・
当院のホームページをご覧になっていて、根管治療で困っている方は、このフレーズを、歯科医院で言われてことがあるのではないでしょうか?
そもそも「神経が死んでいる」とはどのような状況なのでしょうか?
答えは、歯の内部が空洞になっている状態のことです。
歯の内部には「歯髄」と呼ばれる軟組織が存在しています。この歯髄が「神経」と呼ばれるゼリー状の軟組織です。虫歯などで、歯が細菌感染を引き起こし、ドンドン進行し、歯髄まで到達すると、この軟組織は溶けてしまいます。その内部は空洞になり、細菌がワンサカ繁殖してしまうのです。
実際に、神経が死んでしまい、内部が空洞になっている状態を、マイクロスコープで撮影した写真を提示します。
穴を開けると、内部からは、ぷ〜んと、細菌感染しているような酸っぱい匂いがします。
もともとは、このような軟組織が充満しています。これが細菌感染によって溶けてなくなってしまうのです。恐ろしいですよね・・・
このような状況になると、根管治療が必要になります。この根管治療、ちゃんと治療しないと、その歯の寿命に大きく関わります。
精度の高い根管治療を希望させる方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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