意図的再植術の説明
投稿日:2021年9月27日
カテゴリ:根管治療
意図的再植術とは?
一度、歯を抜き、口の外で処置をして、もう一度戻す治療です。
根管治療で汚れが取りきれない場合、口の内部で歯根の先を切り取る「歯根端切除術」を行いますが、第二大臼歯は口の内部で切り取るのが難しいので、口腔外で行う「意図的再植術」を行います。
実際の写真を提示します。
一度、歯を抜き、外側で根の先を切ります。
メチレンブルーと呼ばれる液体を用いて、
根の先に問題がないかをマイクロスコープを用いて確認していきます。
その後、根の逆から詰める材料を入れる穴をほり、
その材料を充填します。
完了しました。多くの場合、MTAセメントを使用します。
完璧ではない根管治療には外科処置が必要
このような外科的な処置は、根管治療に合わせて必要なことです。根管治療のみで問題が解決できることの方が多いのですが、問題が解決できない場合があります。つまり、細菌感染が取りきれない場合です。
このような、精度の高い治療を希望される方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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