被せ物に段差があると歯に悪影響の可能性
投稿日:2021年8月24日
カテゴリ:未分類
凄まじい被せ物の段差
患者さんは60歳代の女性でした。左上の一番奥歯の歯茎に腫れ物ができてしまった、とのことで来院されました。
これが、その腫れ物の部分をマイクロスコープで撮影した写真です。歯茎が腫れているのがわかると思います。
さらに、この歯に装着されている被せ物を、先細りの器具「探針」で触ってみると・・・
その被せ物と歯との間に凄まじい段差がありました。
そもそも、歯茎がなぜ腫れるのかと言うと、この歯のどこかに細菌感染が起きているからです。歯科治療とは、この細菌感染を、歯を残しながら取り除くのか、もしくは、歯ごと汚れを取るのか、と言うことになります。この患者さんの歯茎の腫れも、この歯のどこかに細菌感染が起きているからです。その原因が、この凄まじい段差のある被せ物の可能性があります。この段差に汚れが溜まり、内部に細菌感染を起こす可能性があるのです。
つまり、精度の低い段差のある被せ物は、その歯の寿命を縮めている可能性があります。
当院では、このような段差の少ない被せ物を装着するよう、マイクロスコープを用いた精度の高い治療を行なっております。このような治療を希望される方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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