虫歯の治療も根管治療の一部
投稿日:2021年8月22日
カテゴリ:根管治療
根管治療の目的は?
根の先の炎症、専門的に言うと「根尖性歯周炎」と言いますが、この炎症を治すことです。根の先の炎症の原因は、歯の内部に入り込んだ細菌感染ですから、この感染を取り除くことによって、炎症を治します。
虫歯の除去も根管治療の一部分
取り除かれるべき歯の内部に入り込んだ細菌感染には、虫歯の部分も含まれています。つまり、虫歯の治療の精度が根管治療の精度の大きく関与しています。
実際に根管治療を行なった左下の真ん中の歯の小臼歯と呼ばれる歯の様子の写真を提示致しますが、
装着されていた詰め物を外すと、虫歯になっていました。
先の尖った器具で触ってみると、溶けて柔らかくなっています。虫歯になった歯の部分は、朽木のように柔らかくなっています。
これらの部分は、根尖性歯周炎の原因である最近の塊ですので、取り除いていきます。
取り除いてキレイになりました。
虫歯は取らなければならない・・・
誰もが分かっていることですが、実は、根管治療が失敗しているケースでは、虫歯がきちん取り除かれていないことが頻発しています。それほど、虫歯の治療は難しいのです。
当院では、上記の写真に示したように、マイクロスコープで歯を拡大し、精度の高い治療を行なっております。このような治療を希望される方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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