歯周病菌が心臓に悪影響を及ぼす可能性
投稿日:2021年6月30日
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歯周病とは?
歯を支える組織が破壊されていく疾患です。遺伝などの要因も考えられますが、主に、細菌感染が原因で起きます。
歯周病になると、こうなります。
ある患者さんの前歯をマイクロスコープで撮影した写真です。歯と歯の隙間に汚れがあります。これが歯石です。
この部分に、「プローブ」と呼ばれる歯周組織の検査をする器具を入れると・・・
その部分からは、大量の出血を認めました。
歯周病になると、このように歯茎に炎症が起きて、出血し、これを放置すると、歯を支える骨などの組織が破壊され、抜歯に至るのです。
心臓にも悪影響が・・・
この歯周病ですが、実は、全身とも関わっているようです。
言われている一つの代表例が、心臓の疾患です。心臓の手術の際に、心臓に炎症があり、その炎症の原因が歯周病菌だったと考えられています。現に、歯周病菌が心臓に存在していたのです。つまり、歯周病菌が、全身を巡り、心臓にまで達している可能性があるのです。
歯周病、恐ろしいですよね。このような状況にならないように、歯科医院に定期的に通い、メインテナンスを行い、自分自身でも、日頃のケアを大切にしてください。
柳沢歯科医院
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