歯石の溜まっている歯茎からの大量出血
投稿日:2021年6月29日
カテゴリ:未分類
歯周病とは?
歯茎など、歯を支える組織、専門的に言うと「歯周組織」が破壊されてしまう疾患のことです。遺伝的な要因も考えられますが、多くの場合が生活習慣、つまり、歯を磨かずに、汚れが溜まってしまうことが原因です。
この部分の歯茎からは、出血が見られ、痛みなく進行するので、気づいた時には、もう手遅れ、抜歯になってしまうこともあります。
大量の歯肉出血・・・
では、実際に歯周病に侵されている歯周組織はどうなっているのでしょうか?
歯石の溜まっているある患者さんの歯肉の状態を、マイクロスコープで写真撮影しました。
前歯の部分です。歯と歯の隙間に石ころのようなものがなんとなく見えます。これが歯石です。
この部分に、歯周病の状況を判断する機材である「プローブ」を挿入すると・・・
大量出血が見られました。
このように、歯周病に冒されている歯肉には、こんなにも炎症が起きてしまいます。そりゃ、歯周組織も破壊されますよね。
このようの状況にならないように、きちんと歯を磨き、定期検診を受けるようにしてください。
柳沢歯科医院
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