隔壁の精度が大切
投稿日:2021年5月7日
カテゴリ:根管治療
隔壁とは?
根管治療が必要な歯の虫歯で失われた部分を、コンポジットレジンなどで補うのですが、この人工物で補われた部分を「隔壁」と呼びます。
この隔壁は、ラバーダムが歯にかかるようにしたり、根管治療中に歯の内部に唾液が入り込まないようにしたりと、とても大事な要素なのです。
築造の一部に使う
この隔壁ですが、私の治療では、根管治療が終了した後に行う土台の処置である「支台築造」の一部として使うため、その精度が歯の寿命を左右すると言っても過言ではありません。
その治療の一部をマイクロスコープで撮影した写真を用いて示します。
歯がなくなった部分に、
表面処理を施し、
コンポジットレジンを盛り、
光をあて、
完成です。
この精度の良し悪しで、私が行った根管治療を受けた歯の寿命が決まると言っても過言ではありません。
歯の内部にアプローチをする根管治療も大切ですが、この前段階に行うコンポジットレジンで作った隔壁の精度が、私の臨床では、とても大切なのです。
このような精密な治療を希望される方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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