詰め物の下に汚れが溜まっていました

投稿日:2021年4月1日

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コンポジットレジンを外すと・・・

患者さんは30歳代の女性。右上の犬歯が、失活歯(根管治療を受けていてすでに歯髄がない歯)であり、色が変色してしまっているので、被せ物をすることになりました。通常、当院では、被せ物をする場合には、根管治療を再度行いますが、この患者さんも、再根管治療をすることになりました。

まずは、すでに充填されていたコンポジットレジンを外すと・・・

内部には、ドス黒い汚れが溜まっていました。

「探針」と呼ばれる先の尖った器具で触ると、ゴミのような汚れが、ボソボソ出てきました。

これを、マイクロスコープを用いて、取り除き、

キレイにしました。

 

汚れが溜まるのは歯の健康に悪影響

このように、コンポジットレジンのような詰め物の下に汚れが溜まっているのは、決して良いことではありません。内部に汚れが侵入するリスクがあります。また、歯の内部から外側に変な力がかかり、歯が壊れてしまうリスクにもなりかねません。

精度の高い治療をして、歯をキレイにすることが、歯を長持ちさせる上で、とても大切です。

柳沢歯科医院