被せ物の内部が悲惨な状況に
投稿日:2021年1月14日
カテゴリ:未分類
根の先の炎症を他院で指摘され来院
患者さんは40歳代の女性。
左上の一番奥の歯の根の先の炎症を指摘され、当院に来院されました。
診査の結果、根管治療が必要を判断し、治療を開始しました。
被せ物を外すと内部は悲惨な状況・・・
まずは、被せ物を外します。
外して、歯の状況をマイクロスコープで確認すると・・・
なにやら、ドス黒くなっています。
探針と呼ばれる尖った器具でその部分を触ると・・・
土台と歯の部分から、柔らかい汚ない物質がボロボロ出てきました。おそらく、感染した歯の部分、つまり虫歯になった部分が出てきているのです。
このような感染が起きてしまう理由は二つ
精度の悪い被せ物
歯との間に隙間があるため、その間から感染して、虫歯になってしまうケースです。
虫歯が取れていない
以前の治療の際に、虫歯が取りきれず、残ってしまっている場合に、このようなことが起きます。
いずれにせよ、治療の精度の問題なのです。このようなことは、日常茶飯事です。私が被せ物を外すと、大抵の場合、このようになっています。
このような状況にならないためには、時間をかけた、丁寧な治療が必要不可欠です。精度の高い治療を希望される方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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