歯肉炎の原因は精度の悪い被せ物

投稿日:2020年9月18日

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歯肉炎とは

歯茎の病気です。歯茎にプラークなどの刺激因子が付き続けると、その刺激に対して、体が反応し、歯肉に炎症を起こします。これが、歯肉炎です。

歯肉炎になると、歯茎が赤く腫れ上がります。

精度の悪い被せ物、つまり、歯にフィットしていない段差のある被せ物が装着されていると、その部分に汚れがたまり続け、歯肉炎のリスクになり得ます。

 

精度の悪い被せ物が原因でひどい歯肉炎になっていた患者さん

患者さんは30歳代の女性。左下の歯を抜歯すると他院で言われて、セカンドオピニオンで来院されました。この歯は、エクストルージョンをして保存にトライしています。

この患者さんの口の中を全体的に見てみると、右上に自費の被せ物が装着されていました。

この被せ物の歯茎のキワを見ると、出血しています。歯茎も腫れているように見えます。

顕微鏡で、キワを触ると、ひどい段差でした。その部分から、さらに出血します。まさに歯肉炎です。

被せ物を外して歯肉を見てみると、もうグジョグジョ。ひどい歯肉炎です。精度が悪いと、こんなにひどい歯肉炎になってしまうのですね。

この後、マイクロスコープで歯の形を整え、仮歯を作りました。

後日、患者さんが来院されて、開口一番

「楽になりました」

とのことでした。

精度の低い被せ物が装着されていると、その部分はブラッシングできず、汚れがたまり、歯肉炎のリスクになります。

このようなリスクを限りなく低くできる、マイクロスコープを用いた精密治療のできる調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院