被せ物に隠れてわからない虫歯

投稿日:2020年9月9日

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仮歯を外して内部を見ると虫歯が残っていた

患者さんは40歳代の女性です。他院で上下のほぼ全ての被せ物をやり変えていましたが、仮歯にした時点で不信感を抱き、当院に来院された患者さんです。

今回、ある仮歯を外してみると・・・

内部に大きな虫歯が残っていました。

触ってみると、「虫歯になっているな」という朽木のような柔らかい感覚でした。

この歯に関しては、通常通り、マイクロスコープを用いて虫歯になっている部分を取り除き、その部分をコンポジットレジンにて埋め、形を整え、仮歯を新たに作成しました。

 

被せ物を外してやり変えた方が良いかも・・・

まず、皆さんに知っていただきたいことは、「痛みがなかった」ということ。このように、歯に虫歯などの感染があってとしても、痛みが出ないことが圧倒的に多いのです。

ということは、被せ物が装着されていると、内部がどのようになっているのかわからないので、気付いた時には「手遅れ」。虫歯が進行しており、抜歯に至るケースが散見されます。

このような事態を考えて、私が患者さんによく伝えているのは、「気になるなら、全部私がやった方が良い」ということです。問題は表面化していませんが、被せ物を外すと、内部では問題が起きている場合が、良くあります。根管治療がうまくできていない、土台がうまくできていない、虫歯の取り残しがある、などです。これらの問題は、一気に抜歯に繋がる原因でなのです。

これらの問題を解決し、精度の良い治療をできる調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院