親知らずの手前の歯が虫歯に・・・

投稿日:2020年9月8日

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右上の親知らずの手前の歯が虫歯になっている

クリーニングを希望されて来院された40歳代の女性。初診の際に口腔内を確認すると・・・

右上の親知らず(写真の左の小さい歯)の手前の歯に、黒い点だありました。

もう少しマイクロスコープで拡大して観察してみます。→で示した部分。

器具で触ると、内部に入っていきます。中から、歯垢のようなカスが出てきます。これは、明らかな虫歯です。

大きくはないですが、なぜ、この虫歯はできてしまったのか?

恐らくですが、答えは、親知らずとの間に汚れが溜まったから、だと思います。こうならないためにも、早目に親知らずは抜歯しておくべきだったと考えられます。こんな小さな親知らずは、機能していないのですから、なおさらです。実際に、この患者さんも親知らずを抜歯して、虫歯の治療をしました。

 

まとめ

今回のケースの被害は、まだまだ、小さいものです。

しかし、親知らずが残っているがために、その手前の歯に大きな虫歯ができてしまい、神経を取らなくればならない、または、最悪の場合、抜歯になってしまうケースもあります。

「親知らずを取るのが怖い」などの不安な気持ちも十分に理解できますが、このような大変なことになる前に、リスクの高い親知らずは、抜歯しておくのが良いかもしれません。

親知らずについての悩みを解決できる調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院