インレーの恐ろしさ 歯にヒビが入ってしまう 

投稿日:2020年9月3日

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詰め物が外れた、とのことで来院された患者さん

患者さんは30歳代の男性。以前から、当院にメインテナンスで来院されていた方です。右下の一番奥歯の詰め物が外れたとのことで来院されました。内部を、マイクロスコープで見てみると・・・

ヒビが入っていました。外れたものを見ると、ゴールドインレー、つまり金歯の詰め物でした。

このようなヒビ、実は、インレーを装着している歯に度々見られるものです。これらのヒビを通して、歯の内部に細菌が侵入し、神経の問題が起きたり、最悪の場合は抜歯になる可能性があるのです。インレーの恐ろしさですね。

幸い、今回のケースは、神経に問題が起きていませんでしたので、これ以上、このヒビが広がらないように、被せ物をして、歯を補強し、治療しました。

 

このようなヒビを防ぐために

もちろんインレーを選択する場合もありますが、あまり多くはありません。このようなヒビが入らないよう当院で工夫していることがあります。

コンポジットレジン

歯を削る部分を最低限にして、口腔内で直接、詰め物を詰め物をする治療方法です。

クラウン

被せ物のことです。全周削るため、歯の部分が犠牲にはなりますが、その分、精度の高いものを装着するので、持ちとしては問題ありません。

 

まとめ

場合によっては、当院でもインレーを選択する場合もありますが、上記に示した通り、危険な部分があります。当院では、これらのリスクを回避するために、精度の高い治療を行なっております。

このような治療のできる調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院