虫歯がよくできる場所はどこ?

投稿日:2020年3月9日

カテゴリ:未分類

虫歯ができる場所

虫歯は細菌によって歯が溶かされる病気です。ただ全体的に歯が溶かされるわけではなく、歯の中でも虫歯になりやすい部位はある程度決まっています。

それは、

この三つが主な場所になります。そしてさらに追加すると

になります。

 

歯間隣接面

歯間隣接面が虫歯になりやすい理由は、歯と歯の間は歯磨きだけではなかなか磨きにくいからです。食事をしていて歯と歯の間に物が挟まり、歯ブラシでは取れなくて、つまようじや糸ようじを使用して取り除くことがあると思います。

この場合は大きい汚れが詰まっているから、本人も歯の間に物が引っかかる自覚症状があって、歯と歯の間を掃除しようと思います。しかし、意外に小さい汚れだと気にならなくて、そのままにしている場合が多いです。つまり、自覚症状がないけど歯と歯の間が汚れていて、きれいにしないまま数日あるいは数か月たつことがあるのです。もちろん汚れていれば菌が繁殖し、虫歯にもなりますし、口臭の原因にもなります。

例えばこの写真を見ると、歯と歯の間に虫歯ができています。

これは歯と歯の間に汚れがついて虫歯になって穴が開き始めている状態です。ただでさえ歯と歯の間の掃除は難しのに、そこに穴が開いて汚れが詰まったったら、細菌にとってとても居心地のいい住処になってしまいます。

こうなるとどんどん虫歯は進行してしまいます。この小さい虫歯の段階でなるべく健康な歯を残して治療する事が大事です。もちろん一番大事なのは歯磨き、糸ようじ等のやり方をしっかり習って自分できれいに磨けるようになることです。

 

マイクロスコープ

今回はマイクロスコープという拡大して細かく見る機械でこの虫歯を撮影しました。

マイクロスコープを使用することで、小さいものを大きく拡大して明示し、精密に虫歯だけを除去し、治療することができます。

一つ一つの歯を守るためには丁寧で正確な治療が必要です。

 

まとめ

虫歯の好発部位は歯間隣接面、咬合面、歯頚部、不適合補綴物のマージンです。

歯と歯の間は汚れが溜まりやすく除去されにくいので虫歯になりやすいです。

マイクロスコープを使用すると拡大して精確な治療ができます。

一つ一つの歯を大切に守る精密な治療をしている調布市の歯科医院をお探しの方はお気軽にご連絡ください。