虫歯を削った後は何をしますか?

投稿日:2020年3月7日

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虫歯の治療

ある程度の大きさになった虫歯は取り除かないと治ることはありません。しかも虫歯は進行していきますのでなるべく早い段階で取り除く必要があります。虫歯を取り除く方法は回転するダイヤモンドのバーで削るのが一般的です。これは昔と今もあまり変わっていません。

 削った後の治療

虫歯の治療は削った後の治療もあります。歯を修復する必要があります。金属の詰め物や白い詰め物で詰めていきます。金属には種類がたくさんあり、アマルガム(水銀、銀、スズなどを使用した合金)、金、金銀パラジウム合金などがあります。白い詰め物はセラミックを使用したものか、コンポジットレジンを使用したものがあります。

昔は金属を使用したものが多かったですが現在はコンポジットレジンを使うことが多くなってきました。特にアマルガムに関しては現在行われていません。

 コンポジットレジン

コンポジットレジンは簡単に言うと強化されたプラスチックです。

金属と違って型取りが必要なく、口の中で直接接着していきます。口の中で接着していきますので前処理剤を口の中で使用することがあります。基本的に危険なものではないので問題ないのですが、可能な限りお口にの中や、虫歯ではないほかの歯には処理剤は付けたくありません。

この写真はラバーダム防湿と言って治療する歯を明示し、唾液の汚染を防ぐゴムのマスクです。そして青い液体は前処理剤です。接着面の一部に必要なので拡大して精確に塗布しています。この画像はマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用して撮影しています。拡大して必要な部分に処理剤を塗ったり、虫歯だけを削ったり、段差を見たり、見にくいところを拡大して見たり様々なことに役に立ちます。

 マイクロスコープを活用して、一つの歯を守るために可能な限り丁寧に治療する必要があります。

 

まとめ

ある程度の大きさの虫歯は削らないと治らないです。

削った後は詰め物をする必要があります。

ラバーダムなどを使用して唾液から汚染の防御や、処理剤の他部位への散布を防ぎます。

マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を用いることで正確で丁寧な治療ができます。

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