根が真っ二つに割れてしまった歯から考えること
投稿日:2019年7月29日
カテゴリ:未分類
根が割れてしまった患者さん
先日、3ヶ月に一度のメインテナンスにいらした患者さんですが・・・右上の歯の状況を見てみると、
根が割れていました。レントゲン写真で見てみると・・・
これでもはっきりわかるくらい真っ二つに割れていました。こうなると、手の施しようがないので、抜歯するしかありません。
このケースからの後悔
以前に治療するか、相談したことがあり、結局治療しなかったことです。被せ物の内部からむし歯になっている可能性があり、相談しましたが、痛みなどの症状がないため、なにもせずに経過観察になりました。この結果、数年後に抜歯になってしまったのです。
これが数年前のレントゲン写真なのですが、根の先にも炎症が起きているように見えます。土台の質も良くないように見えます。
このケースから考えたこと
なにかトラブルが起きそうであれば、症状の有無に関わらず、治療をすすめるべきだということです。費用はかかりますが、逆にお金では変えられない歯を失ってしまう可能性があるなら、やはり治療すべきなのです。
まとめ
歯科医師は、感染と力のコントロールをして口腔内の健康を守っています。痛みなどの症状の有無に左右されず、これらのリスクがあるのであれば、治療すべきなのです。なにか、心配なことがあり、このようなコンセプトで治療している調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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