未来のミライをみて思うこと
投稿日:2019年7月12日
カテゴリ:小児矯正
今、日本テレビの金曜ロードショーで「未来のミライ」を見ています。旦那さんが家事の手伝いをしているのを見て、少しドキドキしていますが、職業病なのか、すぐに歯並びに関することが気になってしまいます。始まって30分ですが、すでに、未来ちゃんの将来の歯並びが気になります。
なぜか?
寝ているときに口が開いている
歯並びが悪くなる原因は顎の成長が不足しているからです。その顎の成長を促す筋肉が舌です。舌が上顎についていることで、顎は前に外側に広がるのですが、舌が上顎についていないと顎の成長が悪くなるのです。そして、舌が上顎についていないことを助長するのが「お口ポカン」状態です。つまり、寝ている時に口が開いていることが、歯並びが悪くなるサインなのです。
お父さんが哺乳瓶でミルクをあげている
未来ちゃんにお父さんが哺乳瓶でミルクをあげているシーンがありましたが、これは困りました。赤ちゃんは、生まれてから、お母さんからおっぱいを飲みますが、この時に、口を閉じ、乳首を上顎につけながら舌でしごき、鼻呼吸をしながらおっぱいを飲みます。この運動が、顎を正しく成長させる筋トレなのです。つまり、哺乳瓶でミルクをあげていると、うまく筋トレができていない可能性があります。人間は、お母さんからおっぱいを飲むので哺乳類なのです。お母さんからおっぱいを飲めなかったら、哺乳類としての身体造りはできないのも、うなずけますよね。
まとめ
なにが伝えたいのか。それは、歯並びが悪くなりそうかどうかは、歯が生えてくる前からある程度リスクを把握することができます。つまり、歯並びが悪くなるかどうか、は今並んでいる歯並びを見るのではなく、歯並びが悪くなる原因があるのかどうか、を見なくてはなりません。このような視点で歯並びを見ている調布市の歯医者をお探しの方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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