思っている以上に難しい虫歯治療

虫歯とはなにか？

虫歯菌に侵されてしまい。溶けて柔らかくなった部分のことです。この虫歯になった部分には、虫歯菌がわんさか存在します。

虫歯治療とは？

このばい菌に侵されてしまった歯の部分を取り除くことです。

虫歯治療は実は難しい

この虫歯に侵されている部分を取り除く治療は、実は、皆さんが思っている以上に難しいことなのです。なぜなら、歯の奥にある小さな歯から、確実に取り除くことがなかなかできないからです。そのため、虫歯治療が終わったのに、装着した修復物を取り除くと虫歯が残っていることが頻繁に起きています。

マイクロスコープを用いた虫歯を確実に取る治療

この虫歯治療の難しさを解決する道具が「マイクロスコープ」です。虫歯になった歯を拡大しながら、治療をすることで、治療の質は格段に向上します。

つめ物の下が虫歯になっていた実際の症例

治療した歯は左下の小臼歯です。レントゲン写真の真ん中に写っている歯です。頭の部分にはつめ物がされていて、よく見ると、根の先で炎症が起きています。

このつめ物を取り外すと・・・

内部で虫歯になっています。

これを・・・

取り除いて、

きれいにしました。これらの一連の処置は、マイクロスコープを用いて行いました。

つめ物を外した状態からの推測ですが、前に治療したときに、もしかすると、虫歯を取り残していた可能性があります。しかし、以前に治療した歯医者さんを責めることはできません。それほど、虫歯の治療は難しいのです。

この一連の処置の動画を提示致しますので、ご覧ください。

まとめ

虫歯の治療は皆さんが思っている以上に難しいです。しかし、当然ですが、この虫歯に侵された部分を確実に取り除かなければなりません。これを確実に達成するために、マイクロスコープが力を発揮します。もう、マイクロスコープなしでは、当院の治療は成り立ちません。虫歯にならないことが、最大の虫歯治療ですが、もし虫歯になってしまったら、早い段階で、このような精度の高い治療を受けてください。これが歯を長持ちさせるための秘訣です。

柳沢歯科医院