「口の開かない若者が多い」ことから考えられること
投稿日:2017年4月5日
カテゴリ:小児矯正
こんにちは😆
今日は、表参道の歯科医院で1日根管治療の日です。大変だと思う歯科医師の方もいらっしゃるかとは思いますが、自分にとって根管治療は楽しくて、趣味のようなものなので、疲れは出ますが、苦ではないです😀
最近、20代の若者の奥歯(第二大臼歯)の根管治療を行うことが多いのですが、本当にやりづらいのです。なぜか?それは、口が開かない若者が多くなってきているからだと思います😭実家の歯科医院では、高齢者の方の根管治療を行うことが多いのですが、もちろん奥歯の治療もあります。しかし、若者の奥歯の治療と比較して、やりやすいのです。この差に原因はどこにあるのか?
確実なエビデンスはありませんが、自分の予想は、顎の発育の差が原因なのではないか、と考えています。高齢者と比較して、現代の若者は、食生活やスマフォを見ているときの姿勢、ストレス社会などが原因で、口呼吸になり、結果、頭蓋顔面が劣勢長になっています。これが原因で、口が開かなくなっているのでは?と考えています。
こう言った観点からも、現代の若者の顎骨の劣勢長を感じています。頭蓋顔面の劣勢長は、全身的な未病(検査を受けても異常が見つからず病気と診断されないが、健康とも言えない状態。放置すると病気になるだろうと予測される状態)を抱えていると言っても過言ではありません。
これから、大人になる子供達の頭蓋顔面が成長に発育してほしいものですね。多くの医者、政治家にこの重大さにいち早く気がついてほしいものです😆
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