身体に大切な二酸化炭素①
投稿日:2017年3月21日
カテゴリ:小児矯正
こんにちは😃
今回は、「二酸化炭素は身体にとても大切」ということついて説明します。
人は生まれてから死ぬまで呼吸をしますが、この呼吸、身体に必要な酸素を取り込み、必要ない二酸化炭素を吐き出す、というイメージがあると思いますが、実は、この時に、二酸化炭素を大量に吐き出さず、ある程度ためておけるような上手な呼吸が、とても大切なんです😳なぜなら、二酸化炭素は身体にとって、とても大切だからです。なぜ二酸化炭素が必要なのでしょうか?ご説明致します😊
①平滑筋の収縮を抑える
血管や気道を構成する筋肉は「平滑筋」と呼ばれますが、二酸化炭素には、この平滑筋を緩める作用があります。平滑筋が緩むと、血管や気道は収縮せず、広がりやすくなります。
血管が広がると、どんないいことがあるか?それは、高血圧を防ぎ、さらに、脳梗塞や心筋梗塞などの、血管の病気を予防することができます。逆に、血管が収縮すると、血圧は上がり、血管の病気になりやすいのです😳脳外科の先生も、この二酸化炭素に注目しているんです😳二酸化炭素を身体にためておくことは、このような重大な病気を防ぐことにつながるのです。
気道が広がると、呼吸がよりしやすくなりますよね。逆に、気道が収縮すると、息苦しくなります。呼吸困難になることもあるでしょう。この病気、実は気管支喘息です。二酸化炭素は気管支喘息を防ぐ大事な栄養素なんです。
②赤血球から酸素が離れるのには二酸化炭素の存在が不可欠
細胞の栄養素は酸素であり、呼吸によって酸素を身体に取り入れていて、その酸素を身体中の細胞に運ぶのが赤血球です。でも、二酸化炭素が身体に少ないと、赤血球から酸素が離れづらいんです。つまり、二酸化炭素が身体に少ないと、細胞に酸素を渡すことができないのです。
このように、二酸化炭素は身体にとって大事な役割を果たしています。
次回は、身体にとって二酸化炭素をためられる方法をいくつかお伝えしたいと思います😊
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