歯をなるべく削らないゴールドクラウン
投稿日:2024年11月2日
カテゴリ:根管治療
歯に被せ物のをするときに、材料の選択はとても悩みます。
一般的に言われているのが、ジルコニアやセラミックは、綺麗で汚れがつきにくいけど、取れやすかったり割れてしまう可能性がある。ジルコニアは硬すぎるので歯にダメージを与えてしまうかもしれない、などが言われています。
ゴールドクラウンは、歯に強くフィットし、噛み合わせも歯と同じような硬さなので、歯を守るためには一番良い材料と言われています。歯医者が自分の治療に選ぶのはゴールドクラウンが多いと言われています。実際私も父親の治療にはゴールドクラウンを5本も選択しました。
ゴールドクランは、見た目が金属色なので下の歯だと目立ってしまいます。
銀歯は適合性が悪く、虫歯になりやすいです。安価で治療はできますが、デメリットが大きいです。
他にはプラスチックの被せ物も最近ありますが、他の被せ物に比べて圧倒的に、取れやすく割れやすいです。他の先生の治療でも私自身の治療でも脱離や破折の経験はたくさんあります。
当院は歯を長期間残すことをモットーにしているので、患者さんもなるべく歯を保存したい方が多いです。
そこで悩まれるのが、ゴールドクラウンがいいのはわかっているけど、どうしても見た目が気になる、というお悩みです。
実は当院では、歯を残しながらゴールドクラウンを装着する方法もあります。
それは、一部の歯を残し、見える部分はなるべく歯を残して、噛む部位はゴールドで覆う方法です。
この写真をご覧ください。
丸ごと歯を覆い被せているように見えます。しかし、頬側から見てみると、このように歯が多く残っています。
なるべく見えるところは、歯を残し、噛む部分はしっかりゴールドで覆うことで歯を削る量も少なくすることができます。
全部ゴールドで覆ってしまうと、かなり目立ちますが、これくらいであれば、一般的な距離で口元を見た場合にさほど気になりません。
なるべく歯を守りたいと思っていて根管治療や被せ物でお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医医院にご連絡ください。
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