歯の詰め物が取れた

投稿日:2024年9月17日

カテゴリ:虫歯治療

概要

銀歯の詰め物の脱離を主訴に来院された患者さんです。他院にて治療したものですが

いつ治療したのか覚えていないほど前だそうです。

口腔内を確認したところ、銀歯が入っていた部分は虫歯が再発しており以前使用していた

物は元に戻せない状態だったため、患者さんと相談しコンポジットレジンにて

治療することとなりました。

症状・脱離なし=虫歯ではない ということではありません

脱離後の写真ですが汚れている部分が確認され、接着剤も古くなっていることがわかります。

確かに、銀歯の詰め物においては長く歯から脱離せず保たれていたので良い適合であった

可能性は高いと考えます。しかし、何年もしくは何十年と脱離やしみる・痛いなどの

ない場合でも虫歯が進行していることは十分起こり得ることです。

 

虫歯や汚染物質を除去し、コンポジットレジンを充填していきます。

以前の状態よりも適合が良くなり、段差や隙間もなくなりました。

古い詰め物はいつかぽろっと取れたり症状を感じた時には虫歯は大きくなっている可能性が高いです。

虫歯が大きければ根管治療は必要になってしまったり、抜歯となってしまうこともあります。

だからこそ適合の良い治療をしてその部位の経過をしっかり観察していくこと、日常での

ケアを怠らないことが重要となってきます。

マイクロスコープを使用してなるべく歯を保存したい方、適合の良い修復物を希望したい方で

調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。