歯のざらつきが気になる

投稿日:2024年9月9日

カテゴリ:虫歯治療

概要

歯のざらつきを主訴に来院された患者さんです。歯科への通院は久しぶりで、今までは気にならなかった

歯にざらつきを感じ始め来院したとのことでした。

詰め物の色は白くても中で虫歯が再発することもあります

詰め物の一部が欠けていて、そこがざらついているとのことでした。

残りの詰め物は一見綺麗に見えますが、健全の歯との境界が段差になっていて

汚れが付着しやすい状況です。

以前までの詰め物を除去すると、内部で虫歯が広がっていました。

マイクロスコープを使用することにより、健全な歯質を可及的に削らず最小限にとどめることができます。

さらには肉眼では確認しづらいような歯のヒビであったり、コンタクト部分の虫歯も

見逃すことが少なくなります。

虫歯の染め出し液を使用していくと、着色している部分のあたりがより染色されていることが

わかります。

また、ラバーダムというゴムのマスクを使用することにより唾液や血液などの

接着に対して影響を及ぼしてしまうものを可及的に除去しています。

この状態から詰め物を行なっていきます。

一番最初の写真の詰め物と比較して健全の歯との境界に段差がなく

詰め物が入っている状態です。患者さん自身はざらつきだけを感じていましたが、

実際にはここまで虫歯が進行しているというケースが多いです。

また、見た目が白い詰め物なので虫歯のイメージである黒い部分が見えないと

虫歯がないだろうと思ってしまう方もいます。

しかし、虫歯は詰め物の下や症状なく進行する場合も多くあります。

だからこそ、歯科医師によるチェックが必要でありマイクロスコープのある環境であれば

より発見が遅れる可能性も減少させる事ができます。

マイクロスコープを使用してなるべく歯を保存したい方、適合の良い修復物を希望したい方で

調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。