かぶせものも天然の歯もヒビが入る事があります。

投稿日:2024年7月29日

カテゴリ:虫歯治療

概要

前歯のかぶせものが取れたとのことで来院された患者さんです。見た目においても

気になるということで再度、付け直すことを希望されていました。

他院にて5年前ほどに治療されており、特に噛み合わせなどには違和感を感じずに過ごしていたそうです。

無意識な噛み合わせの強さに注意が必要です

取れたかぶせものを確認していくと、表面には汚れはあまり無いですが内部の接着剤は

汚染されていて剥がれている状態です。

さらに高倍率の状態で見ていくとかぶせものにヒビが入ってしまっていることがわかります。

原因にはかぶせものの厚めであったり、患者さん自身の咬合の強さ、歯ぎしり・食いしばりなどが

挙げられます。

患者さんの中には通常の方の感覚よりかなり強く噛まれている方も多くいます。

また、寝ている無意識の状態時に歯ぎしりは生じることがあるのでマウスピースの

使用などが必要となってくる場合があります。

別の患者さんの場合においても虫歯を除去していくと、歯の内部にまでヒビが入っていることが

マイクロスコープにより確認されました。

ヒビを見つけること自体が重要なことではなく、一つのサインとしてその部分に虫歯がないか

または他の歯も同様の症状を抱えているかもしれないという指標にもなります。

しかし、歯のヒビを肉眼で確認できることは少なく、見落とされてしまうこともあります。

そのためマイクロスコープによる治療や検査が有効的であり、おすすめです。

マイクロスコープでの根管治療や虫歯治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方

は柳沢歯科医院にご連絡ください。