不適合となった詰め物を放置すると虫歯になる可能性があります

投稿日:2024年7月28日

カテゴリ:虫歯治療

概要

引っ越しを機に当院に来院された患者さんです。以前まで通っていた歯科医院においても

治療や定期検診を行なっていたそうです。

口腔内を確認したところ、不適合となっていた詰め物があったので除去していくことと

なりました。

見た目が白くても悪くなっていることがある

今回治療するのは右上の歯で、歯と歯の間(フロスを通すところ)にコンポジットレジン

が充填されていましたが、段差があり、コンポジットレジンと歯の間にヒビも

確認されました。

まずは古くなり、不適合となった詰め物を除去していきます。

除去していくと、虫歯が進行しており神経に近い部分も白濁した初期虫歯になっています。

マイクロスコープを使用して、なるべく歯を保存できるよう虫歯に対する検知液や硬さを

確認しながら進めていきます。

歯の横幅の3分1から4分の1ほどまで虫歯が進行していますが、

ここまで進行していても痛みや症状を感じないことがほとんどです。

ですので症状や痛みのみで判断してしまうと虫歯の見落としなどが生じてしまいます。

虫歯を除去するとここまで歯を失ってしまうこととなりました。

歯の治療はあくまでも虫歯になってしまった歯の修理であり、決して新品に変えることは

できません。だからこそ虫歯の早期発見やなるべく歯を保存できる治療を選択することをおすすめします。

マイクロスコープでの根管治療や虫歯治療を希望して調布市の歯科医院をお探しの方

は柳沢歯科医院にご連絡ください。