歯を削らない歯科治療

不必要な削りを極力回避:徹底した「低侵襲治療」

低侵襲治療

できる限り天然の歯を保存することは、歯に再現性がないことからとても重要なことと言えます。柳沢歯科医院では、この基本的事項を最重要テーマとして、徹底的な保存治療、低侵襲治療(ミニマルインターベンション)に拘っています。不必要に削らない当院の取り組みをご紹介いたします。

削らないための4つの拘り

削らない治療

従来は、歯を削り神経を抜くといったスタイルで、まず虫歯自体を取り除いてから口腔環境を見直すことが主流でした。近年では可能な限り削らず、場合により虫歯菌を無菌化して治すという治療法もクローズアップされています。当院もこの考え方に沿う形で、以下のような4つの方法を取り入れ虫歯治療に当たっています。

  • ①マイクロスコープの有効利用

    マイクロスコープ肉眼の約40倍の視野を確保できるのが、歯科用マイクロスコープによる治療です(導入率は、歯科医全体の5%程度)。通常の拡大鏡よりもさらに細かな領域まで捉えることが可能なため、削る箇所も最小限度に抑えることが可能となります。

  • ②エキスカも使用した虫歯除去

    虫歯除去エキスカと呼ばれる治療器具は、耳かきに似た作りで、虫歯組織だけを細かく丁寧に取り除くことに効果を発揮します。タービンで削る範囲を最小限度にとどめ、細部に関してはエキスカを使うことで、健康な歯の削りすぎを抑えることができます。

  • ③MTAセメントによる治療

    MTA虫歯部分を削らずにその箇所に歯科用の薬剤セメントで蓋をし、その滅菌力により虫歯菌を不活性化させる治療になります。虫歯の初期状態に有効な場合が多く、削らずに虫歯を抑える治療法になりますので、保存治療として有効です。

  • ④虫歯検知液の活用

    虫歯検知液虫歯組織だけを赤く染めてくれる特殊な液体が、齲蝕検知液(うしょくけんちえき)と言われる無知歯検知液です。齲蝕検知液の使用により、健康な歯の組織と虫歯組織を明確に区別可能になりますので、歯の削りすぎ防止に効果を発揮します。

調布市で天然歯の保存を重視する歯科医をお探しの方へ

抜きたくない、削りたくない方

柳沢歯科医院は、このように従来の虫歯を削り取る治療ではなく、できる限り天然歯を傷つけない治療に拘っています。調布市内外で低侵襲治療を重視している歯医者さんをお探しの場合は、当院までお気軽にご相談ください。