歯の内部の汚れ
投稿日:2023年2月27日
カテゴリ:根管治療
根管治療は歯の内部の汚れを徹底的に取らないといけません。
この汚れは以前の治療の虫歯の取り残しや、被せ物の隙間から汚れが入り込んだなどが考えられます。治療で大事なポイントは、上部の虫歯や汚れを徹底的に綺麗にしていく必要があります。
この歯は、被せ物の横から虫歯になっており、治療のために被せ物を外した状態です。
被せ物を外して中の土台を外していきます。
周りにセメントもついていますので、それも除去していきます。
土台を外したところです。
内部の汚染が著しいです。内部の歯質が柔らかくなって、ドロドロしています。
このような状態では、ここに細菌がたくさん住み着いて、どんどん繁殖している状態です。
放置していれば範囲は大きくなり、歯ごと汚れを取らないといけなくなってしまいます。
方法は、まず切削器具などで汚れている大部分を削りります。
そして、細部は虫歯染め出し液などをもちいて丁寧に取り除きます。虫歯染め出し液を使用すると、汚れている範囲がわかりやすくなり、健康な部分を保存しつつ、汚れているところのみを取る事ができます。
そして、ある程度綺麗になったら、ラバーダム防湿下で根の中も綺麗にしていきます。
一つ一つの工程をしっかり行うことで根管治療の精度を上げることにつながります。
歯の根の治療、根管治療でお悩みの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
■ 他の記事を読む■