銀の詰め物を白い歯に自然な歯に変えたい
投稿日:2022年6月27日
カテゴリ:虫歯治療
子供の頃に虫歯になっていつの間にか銀歯で詰めてしまったことありますよね。
いつ治療したのか覚えていないけど、奥歯に銀の詰め物が入っていて気になる。
見た目も気になるし、歯ブラシする時や糸ようじをする時に引っかかる感じもする。
古いし大丈夫なのか。
色々考えることありますよね。
銀歯を白い詰め物にやりかえたい
ある患者さんの下の奥歯をマイクロスコープで写真です。
笑った時に銀の詰め物が見えるのが気になるという主訴で来院されました。
確かに大きな銀歯でギラギラしているので、お口を開けると目立つでしょう。
少し段差もあるので歯ブラシが引っかかるかもしれません。
段差があったり隙間があると、歯ブラシやフロスが引っかかることがありますが、しっかりと歯科医師に見てもらった方がいいです。
私たちが歯磨きする理由は虫歯や歯周病の予防です。それは汚れを除去して細菌が住み着かないようしています。段差や隙間があるとそこには汚れが詰まりやすくなります。いくら綺麗に磨こうとしても、段差や隙間があったら汚れは取りきれません。
銀の詰め物の適合性を高い精度で行うのはとても難しいです。
だから治療した歯から再度虫歯になったり、歯周病が進行したりします。
歯ブラシやフロスが引っかかるぐらい不適合であるならばしっかりやり直したほうがいいでしょう。
今回は銀歯を外してコンポジットレジンというセラミックと樹脂の化合物で詰めていくことにしました。
コンポジットレジン充填
銀歯を外したところです。
この歯は虫歯にはほとんどなっていませんでした。
不適合な銀歯を外してみるとほとんどはどこかしら虫歯が進行していることがありますが、中には綺麗な状態の時もあります。
しかし、綺麗だからといって不適合なものを放置していると今後虫歯になる可能性が高いので、早期に介入した方が虫歯になってから削るよりは歯への侵襲も少なく、歯の長持ちにつながります。
ラバーダムというマスクをして詰め物を行う環境を整えます。
白い詰め物で詰め終わったところです。噛み合わせや研磨を行なっていきます。
噛み合わせ、研磨、段差がないかどうかチェックが終わったところです。
最初の銀歯と比べるとかなり自然な見た目になっています。
不適合な部分もなく滑らかになっています。
コンポジットレジン充填
白い詰め物で綺麗にできることも大きなメリットですが、段差が少なく、その歯を長持ちさせることができるのがとても大事なことだと実感しています。
虫歯治療や銀歯のやりかえでお悩みの方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。
■ 他の記事を読む■