親知らずってなんで抜くの?

投稿日:2022年1月20日

カテゴリ:虫歯治療

親知らずって何か知っていますか?

親知らずとは

親知らずは、大人の奥歯の中で最も後ろの歯で第三大臼歯という名称で呼ばれています。智歯とも呼ばれています。

親知らずは前歯の真ん中の歯から数えて八番目にあり、最後に生えてくる歯です。綺麗に生えてくる人もいますが、斜めに生えてきたり、骨や歯茎の中に埋まっていることもあります。

親知らずは生える時期が10代の後半から20代の前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることからその名前の由来だと言われています。

親知らずについては、「親知らず抜いたら腫れた!」とか「親知らずが痛くて眠れない!」などさまざまな話を聞いたことあると思います。

なぜ腫れたり痛みが出やすいかということですが、これは単純に親知らずが一番奥歯なので、とにかく磨きにくいからです。歯茎が覆い被さったりしているのでほぼ不可能に近いぐらい磨くことができない場合も多いです。上手に磨けないと汚れが溜まり、細菌が繁殖して、虫歯になったり歯周病になります。

汚れるので腫れてきたり、虫歯になって痛みがでます。

治療としては奥歯なので、治すことが難しく、治してもまたすぐに汚れてしまうし、噛んでないことが多いので、抜歯が第一選択になるケースが多いです。

 

では親知らずは普段どうすればいいのでしょうか。

親知らずは痛みがでたり、腫れた時に歯医者に行って抜歯をすれば良いのでしょうか?

これは違います。

変な方向に生えてきているのであれば早めに抜いたほうがいいです。

痛み、腫れが強い時は処置ができませんので、腫れて仕事を休んでもその日は薬で対応して後日抜歯になると辛い時間が増えてしまいます。

あと、親知らずだけが虫歯になればいいですが、親知らずが汚れるということはその手前の歯も汚れることが多いです。手前の歯が、機能していない親知らずのせいで虫歯になるのはとても困ります。しかも奥の歯なので治療がとても難しく神経を取ることとても多くなります。親知らずのせいで大事な奥歯の神経を取ることになるのは本当に避けたいです。

だから親知らずは早めに抜いておいたほうがいいです。

まとめ

親知らずは汚れやすいので歯周病や虫歯になりやすい。

親知らずのせいで他の歯も虫歯や歯周病になってしまう。

変な方向に生えている親知らずは抜いたほうがいい。

親知らずが腫れたり、その手前の歯の神経を残したいなどで悩んで調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。