歯茎の腫れた歯の治療(根管治療)

投稿日:2022年1月11日

カテゴリ:根管治療

前回、根管治療の前に、しっかりとお口を綺麗にして、歯の表面を洗浄してから治療に入ることが大切と書きました。

ラバーダム防湿

歯の表面の洗浄するお薬は強い殺菌力のあるものも多いので、ラバーダム防湿をすることが前提になります。

ラバーダム防湿をしっかり行い、歯の表面に菌が可能な限り付着していない状態にして治療の準備が完了します。

この場合はすでに前回治療を行って仮の蓋がしてあるので、超音波の道具などで綺麗に除去していきます。

仮の蓋を取って歯の中の汚れ(細菌)を除去していきます。

歯の中を見ると黒い穴が三つ見えます。これが神経の穴です。

本来はこの穴のなかに神経が入っています。神経は脳から出て、下の顎の骨の中を通り、歯の根の先から歯の上の方まで伸びているのです。

(神経をとる治療というのは歯の中上部から根の先までの神経をとる方法です。骨の中や脳までの神経は触りません。)

歯の中神経の穴ですからとても細い穴です。このように写真で拡大しているから大きく見えますが実際に肉眼で見るのはかなり困難です。

当院では治療中も拡大しながら行っており、このように患者さんに治療内容を見て説明を行っております。

根管治療でお困りの方、虫歯治療などについてご相談ある方で調布市の歯科医院をお探しの方は柳沢歯科医院にご連絡ください。