根の治療になるのを防ぐ方法
投稿日:2022年1月6日
カテゴリ:根管治療
根管治療
根管治療は大きい虫歯や、根の先に膿が溜まっている場合に神経をとったり、再度根の中を綺麗にする治療のことを言います。
虫歯が大きくなって根管治療になるということは必ず神経を取る必要があります。
では、なぜ神経を取る状況になったかというと、一番多い原因は虫歯が大きく進行してしまったからです。
患者さんは当然ですが、私たち歯科医師もなるべくなら歯の神経は取りたくありません。しかし、虫歯が大きくなってしまった場合は、神経を取ることを避けられ無いことが多々あります。
なぜ、虫歯は大きくなってしまうのでしょうか?
これには様々な原因があります。砂糖を含んだ食事を何回も取る、歯磨きができていない、歯質が元々弱いなど。
そして、虫歯は意外に痛くないことが多いということです。
虫歯になった瞬間からずっと痛みが出ていれば歯医者に行かざるを得ないですが、痛みが出ないことの方が多いくらいなので、自分が虫歯になっている自覚がありません。なので発見が遅れてしまいます。
これは奥歯に虫歯ができている写真です。歯と歯の間に汚れが溜まったことで二つの歯が虫歯になっています。この患者さんは痛みを全く感じていませんでした。当院でクリーニングをしているときに見つけることができました。このような虫歯を痛くないからといって放置してしまうと、いつか神経まで取ることになってしまいます。痛みは病気、怪我の大事なサインの一つではありますが、痛くない病気も沢山ありますよね。虫歯も同じように痛くなこともあります。
根管治療にならないために
しっかり定期検診に通い、根管治療にならないように、神経を守るために、定期的に確認してもらい虫歯から歯を守りましょう。
ちなみに歯と歯の間のお掃除は歯磨きだけでは、うまく磨けません。
フロスを使用してしっかり磨きましょう。
根管治療でお悩みの方、フロスの仕方がわからない方、虫歯のチェックをして欲しい方は、調布市の歯科医院、柳沢歯科医院にご連絡ください。
■ 他の記事を読む■