被せ物が取れた！そのまま装着してはいけないケース。

昔に被せた歯が取れてしまうことってありますよね。

今まで痛くもないし、特に問題なかったからそのままつければ良いのではないか、と考えるのは普通です。

しかし、場合によってはそのまま被せ物を戻すと数年後に抜歯になってしまうこともあるくらい大変なこともあります。

さまざまな理由で被せ物が取れることがありますが、被せ物の下で虫歯になって被せ物が取れてしまったケースは特に気をつけないといけないです。この場合は根管治療が必要になることが多いです。

• 根管治療

根管治療とは、痛んだ歯髄や再度汚れてしまった根管を注意深く清掃し、 再感染を防ぐために根の中に詰め物をする治療です。これをしっかり行わないと根の先が腫れてり、激痛を生じたり、歯が揺れてきたりすことがあります。（さらに詳しく知りたい方は下記のHPをご覧ください）

この写真は被せ物を取った状態の写真です。

被せ物の下には銀の土台と一部の歯が残っています。

矢印のところが黒くなっていたり、ベタベタ汚れているのがわかります。

歯茎の際に磨き残しがついてベタベタして、細菌が溜まっている状態です。そして、この細菌のせいで虫歯になって黒くなっていると考えられます。

銀の土台を取ったところです。

歯の中が汚れているのがわかります。

矢印の部分に磨き残し見えます。磨き残しがあるの部分の近くの内部が汚れています。

歯の周りの汚れのせいで細菌が歯の内部まで侵入しているのが想像できます。

これ汚れはその場で一回で取れるものではありません。治療を受ける必要があります。

取れた歯を簡単につけてはいけません！

このように虫歯になっているのに再度被せ物を装着してしまうと、どんどん歯の内部は虫歯が進行して最後には抜歯になってしまいます。

これを防ぐためには根管治療が必要です。

根管治療はとても沢山行われている治療ですが、とても難しい治療です。

調布市の歯科医院で根管治療に特化している医院をお探しの方はまずはご連絡ください。

柳沢歯科医院