歯の内部からの大出血

投稿日:2021年11月26日

カテゴリ:根管治療

神経を取る、というけれど・・・

「虫歯が大きいので、神経を取りましょう・・・」

このフレーズを言われたことのかる方は多いのではないでしょうか?

この神経を取る治療を「抜髄」と言います。神経の治療、根の治療、根管治療と同じことと思っていただいて大丈夫です。

しかし、この取り除くべき神経は、そして歯の内部がどのようになっているのか、見たことのある方は、少ないと思います。

ここでは、取りべき神経の一例を提示します。

 

内部から大量の出血が・・・

患者さんは20歳代の男性です。右下の痛みを訴え来院しました。診断の結果、根管治療が必要になりました。いわゆる神経を取る治療です

虫歯を取り、歯の内部にアプローチすると・・・

その内部からは、大量の出血がありました。ドクドクと恐ろしいほど出てきました。取るべき神経は、このような悲惨な状況になっているのです。

もちろん残した方が良い場合のあります。しかし、このような状況になった神経は取るべきなのです。そして、この根管治療は、とても難しい治療であり、日本のおける成功率は5割以下と言われています。

精度の高い根管治療を希望される方は、ご相談ください。

柳沢歯科医院