上の奥歯の触られていない根管を発見

触られていない根管があるということは・・・

歯の内部の感染を取り除く治療「根管治療」。この根管治療をする上で、根の管が見つからず、触られていない、ということは、歯の内部に感染を取り残している可能性があるということ、つまり、根管治療の失敗に繋がる可能性があるのです。

マイクロスコープを用いて根管治療を行うと、上記に示したような失敗のリスクを軽減することができます。

上顎第一大臼歯の見つかられていない根管の発見

上顎第一大臼歯とは、奥から２番目の歯、いわゆる６歳臼歯です。この歯の４本目の根管が見つけられないことが多いのです。

ここでは、その４本目の根管を発見した写真を提示します。

レジンで隔壁を作り、ラバーダムをして、前準備を行い、マイクロスコープで内部を確認しているところの写真です。

この部分を超音波チップでキレイにし、

ニッケルチタンファイルを挿入し、

挿入すると、ドンドン入っていきます。

最終的に、前医の治療の際に触られていなかった根管を見つけることができました。

これは、前医の先生が悪いのか？そんなことは、ないと思います。それほど、根管治療を難しいのです。

しかし、この難しい根管治療を精度よく行える歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。

柳沢歯科医院