左下の奥歯の強い痛み 根管治療をしました
投稿日:2020年10月8日
カテゴリ:根管治療
左下奥歯の激痛で来院
今回の患者さんは10歳の女性です。左下の一番奥(下顎左側第二大臼歯と呼ばれる歯)に虫歯があり、その部分が痛んでいると判断し、根管治療を行いました。
麻酔をし、ラバーダムを施し、マイクロスコープを用いて精密に行いました。
これが、虫歯になっている歯の最初の状況。
虫歯を取り除いています。
キレイに取り除くと、歯の内部から、出血をなにやら白い体液が一緒に出てきました。
触ると、ネチョネチョしています。
これは膿でした。この写真は、その膿と出血が混ざっているところです。
このあと、歯の内部にアプローチ、いわゆる根管治療を行うために、歯に穴を開けていきます。
これが、歯髄と呼ばれる軟組織、いわゆる神経、と呼ばれているものです。
この神経を洗い流し、この軟組織の入っている部分のその上の部分取り除いた部分です。左右に見えるのが、神経の管、つまり根管の入り口です。
この後、この内部の入り込んでいるかもしれない細菌を取り除き、また、これ以上細菌感染しないように、処置をしていくのが根管治療です。
実際に、次の来院時には、今まで感じていた激痛が、嘘のようになくなっていました。一安心ですね。
根管治療が上手く行かず、悩んでいる方はたくさんいます。根管治療の精度は、その歯の寿命を大きく左右します。このような、精密な根管治療をご希望の方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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